サルコペニア肥満の原因を理解して、しっかり対策しよう!

運動は継続することが重要

運動は継続が大切というけれど..

ルコペニア肥満とは、「サルコペニア」と「肥満」を合わせた言葉です。サルコペニアは『加齢性筋肉減弱現象』と呼ばれており、つまり年齢とともに筋力が衰えていきひいては身体能力の低下に繋がる現象を指しています。

このサルコペニアの状態に、さらに脂肪が過分についた状態を一般的にサルコペニア肥満と呼んでいます。簡潔にまとめると、年齢とともに筋肉や筋力は減っていくのに、それに反比例して脂肪がどんどん増えていってしまう状態をサルコペニア肥満といいます。

また広義に、加齢とは関係なく筋肉が減って脂肪が増える(減らない)状態をサルコペニア肥満ということもあります。これは若い人でも、誤ったダイエットで筋肉となるタンパク質の摂取量をを減らし、それが結果として筋肉量の減少、そして体重減となるダイエットでおちいる現象です。脂肪を減らさなくてはいけないのに、誤って筋肉を減らしてしまうダイエットは大変リスクが高いといえます。

サルコペニア肥満の症状

では、サルコペニア肥満の何がいけないのでしょうか。身体の筋肉は、適当な運動を続けなければ誰しも加齢とともに減少していきます。運動もせず、そして筋肉が減少するということは最終的に基礎代謝の減少に繋がります。

そこで普段食べている食事の量(カロリー)が変わらなければ、日々の生活で消費できるカロリー(基礎代謝)は減っているので、自ずと消費しきれない余分なカロリーが増えていくことになります。消費されないカロリーは脂肪としてどんどん体内に溜まっていくのです。

運動をしない人が加齢とともにどんどん太っていくことは、その体重をささえる筋力がどんどん低下している状態を考えると、非常に危険な状態であることがお分かりになるかと思います。

そして、サルコペニア肥満は「サルコペニア」のみ、または「肥満」のみの状態と比べても、生活習慣病や運動器疾患リスクが高いことが明らかとなっています。また、サルコペニア肥満による高血圧の発症リスクは、男性で1.7倍、女性は2.3倍という結果も出ています。“e-wellnessシステム利用者(40歳-80歳)5,197名を対象”より

サルコペニア肥満チェック

自分がサルコペニア肥満の状態かどうかを調べるには、脂肪量と筋肉量を量る必要があります。体脂肪計をお持ちであれば、以下の基準がひとつの目安となっています。

  • 男性:筋肉量27.3%未満、BMI25以上
  • 女性:筋肉量22%未満、BMI25以上

体脂肪計がない場合は、簡単な筋力テストである程度判断することができます。

  1. 腕を組んで椅子に座る
  2. 片足で立ち上がる

これが左右の両方でできない場合は黄色信号です。

サルコペニア肥満の予防と対策

サルコペニア肥満は、それ自体は病気ではありません。単純により筋肉が少なく、より脂肪が多い状態です。この状態を解消するためには、「筋肉を増やし」「脂肪を減らす」しか方法はありません。とてもあたり前の対策なのですが、日頃より適度な運動を心がけ、カロリーオーバーにならないように食生活に気をつける必要があります。

運動が苦手な人は、ウォーキングなどとにかく続けられそうな簡単な運動から始め、また遅い時間の食事を控えたり油の多い食事を減らすなどの注意も必要です。

「サルコペニア肥満」が取り上げられたテレビ番組

林修の今でしょ!講座

2015年7月21日放送 テレビ朝日

別冊主治医が見つかる診療所 健康スイッチ

2014年12月16日放送 テレビ東京

たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学

2014年12月9日放送 テレビ朝日

情報ライブ ミヤネ屋

2013年9月26日放送 日本テレビ

あさイチ

2013年7月18日放送 NHK総合

みのもんたの朝ズバッ!

2013年1月30日放送 TBS

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