税理士に依頼するベストなタイミング

確定申告と会社設立時

税理士に依頼するベストなタイミングを解説!

税理士に依頼するに当たり、税理士事務所の選び方だけではなく依頼するタイミングも大事なポイントです。このページでは、税理士に依頼するベストなタイミングについて解説していきます。

確定申告に重点を置くなら年内の依頼がおすすめ!

確定申告とは1月1日~12月31日までの所得を計算し、国(税務署)に納めるべき税額を報告する手続きのことを指します。原則として毎年3月15日までが期限ですので、この時期までに所得税・住民税などの税金の納税額を決める手続きを終わらせないといけません。つまり、確定申告に重点を置いているのであれば、年内までに税理士に依頼する方法がおすすめです。

もし個人事業主が確定申告の期限の3月15日を過ぎると、次の2つの弊害があります。

  • 個人事業主の特典である青色申告特別控除が65万円から10万円になる
  • 2年連続して確定申告の期限を過ぎると、ペナルティとして青色申告自体が取り消される

余裕を持って税理士に依頼して確定申告の手続きを任せたい時は、10月や11月など年内のタイミングで問い合わせましょう。

開業予定なら会社設立時の依頼がおすすめ!

独立して事業を立ち上げたタイミングで税理士に依頼する方は少なくありません。個人事業主として開業する際には様々な書類を税務署に提出する形になりますが、期限を過ぎると青色申告など有利な特例を受けられなくなります。

また、個人事業主が順調に事業規模を拡大して法人化を検討する際には、経理処理や会計処理が必要です。全て自分一人の力で行うのは無理がありますので、スムーズに手続きを進めたいのであれば税理士への依頼を検討した方が良いでしょう。

ただし、税理士への依頼では一定のコストがかかるため、開業間もない時期に相談しても大丈夫なのかは考えるべきですね。

税理士と契約するタイミング

経理が難しいと感じたら期の途中の依頼がおすすめ!

最初は自分で税理処理を行う予定でも、実際にやってみて「難しい」「大変」と感じる方はいます。そのような経営者は、期の途中のタイミングで税理士に依頼する方法もおすすめです。

1年を通して税理士に依頼すると毎月的確なアドバイスをもらえますので、経営改善に役立つでしょう。

まとめ

税理士に依頼するタイミングは、「確定申告に重点を置くなら年内」「開業予定なら会社設立時」「経理が難しいなら期の途中」がおすすめです。税理士への依頼は早ければ早いほど良いので、信頼できる専門家を探して相談してみてください。

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